★ハイヤーセルフと繋がっているかの確認作業★龍を7体揃えると…★自立する★
「脱・スピのススメ」
- スピリチュアルの思想が、人生に幅を持たせ、より豊かに楽に生きられる人
- スピリチュアルによって苦しい毎日を過ごし、執着を増強させている人
何事においてもそうですが、主体性を「それ」に奪われてしまうことがあります。
スピリチュアルも同じで、それを活用できている方と、そうでない方がいますよね。
ここ数年という短い間ですが、650人以上の方のセッションをし、お話しをしてきた中で、「スピリチュアルの世界だけが真実」といった、狭い考えに捉われてしまっている方を拝見してきました。
本当は自分が基準であるべきなのですが、
自分の基準が「スピリチュアルの情報」になってしまっているということです。
また、不快な感情が湧いたら、ひたすら手放すという事を続けていく内に、「離人症」に似た症状になっている方も見受けられました。
(もちろん私は医者ではありませんので、あくまで個人的な見解という曖昧な意見でしかありませんが…)
★気になる方は、「離人症」で検索してみてくださいね。
ここではまず、間違ったスピリチュアルについて、書いていきたいと思います。
前回の記事はこちら
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間違ったスピリチュアル
(典型例)
- 「視える人」や「情報」を信じ続けている
- 「三次元の人は…」と分別する
- 「高次の存在」への依存が強い
私も一時期、上のようなことに少しだけはまったことがあります。
けれど、違和感しかありませんでした…
では、詳しく見ていきましょう(^^)/
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「視える人」や「情報」を信じ続けている
「○○さんに、あなたはライトワーカーだから、地球に光を下ろす役目があると言われたが、実際何をしていいのかわからない」
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人は役目を与えられること、また役目があることに喜びを感じる生き物です。
それは人の役に立っているという安心感、存在意義へと繋がるからでしょう。
赤ちゃんはただそこにいるだけで、人を笑顔にすることができる存在ですが、何かをして人を喜ばそうとしてはいません。ただそこにいるだけです。
人間は、脳の発達により「ただ存在するだけ」では物足りなくなってしまった生物です。
ただ、ここで問題なのは、人に言われたことを「軸」にしてしまうこと、鵜呑みにしてしまうことです。
よく小学生の頃「○○が死ねって言ったら、死ぬのかよ」みたいな、冗談と意地悪が混ざったようなこどもの会話のように、「人に言われたから…」や、
「Aに”あなたは○○だ”と言われたが、それは本当か?とBに相談する」といったややこしさも生じ、そして他人の言葉の中を生きてしまうことになります。
1本の紐が突然目の前にタランと降りてきて、自分がそれを採用すれば、自分とその紐は結ばれ結び目ができる。そしてその結び目から伸びた紐を又、違う紐と結ぶ、そしてまた…といったようにこんがらがっていってしまいます。
で、元々何だったっけ?と。
この場合「ライトワーカー」という言葉についた、その人なりの意味を洗い出してみるとスッキリします。
たとえば、ライトワーカー=特別な存在、必要とされているもの、人を癒すことができる、選ばれた者、地球を守るものetc…という意味合いが込められている場合…
今の自分に不満なのであれば、このライトワーカーという概念は、自分に自信をつけてくれる言葉となるでしょう。
「そんなに自分を嫌いにならないで。あなたは光の存在なんだから、もっと自分を光らせていいのよ」と。
また、「人を癒す」ことをしたいという願望が、人の言葉によって露わにされ、自分がやりたかったことの背中を押してもらえた感覚を得るかもしれません。
(もちろん、本当に不思議な世界の中で、そういう救世主的な存在もあるのかもしれませんが…)
ちなみにこの話には「ライトワーカーですよ」と言った「視える人」は、「ライトワーカー開眼講座」への勧誘をしていた…というオチが付きます(;'∀')
誤解を招くといけませんね…決してそういう講座が悪いというのではありません。
自分がちゃんと納得をして学びたいと思うものは、絶対に人生の役に立ちます。
けれど、「今の自分を変えたい」「これを受けたら変えられるかもしれない」…という、「講座に期待」するのではなく、「自分は変わる!」という自分に期待をすることが大事だと思うのです。
そう、間違ったスピリチュアルというのは、「情報や”視える人”の言葉の中を生きている」主体性のないことです。
「ハイヤーセルフと繋がっているかわからない」
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ハイヤーセルフという”概念”はどこから入ってきたものなのか?それは、本やネットなどの「情報」だと思います。ハイヤーセルフという言葉を知らなければ、繋がっているかいないかなどに心を捉われずにいたはずですし、実際それを知らずとも幸せに暮らしている人はたくさんいますよね。
たとえば、アジアの森の奥深くに住む原住民がいるとして、そこにも、言葉は違えど「ハイヤーセルフ」と同じように「ご先祖」「森の精」のような概念があるとします。
彼らは、その視えない存在の「言葉が聞こえない」「繋がっているかわからない」と頭を抱え、それらができるようになるために、お金と時間をかけてセミナーに通うこともないでしょう。
これは自己啓発系にも言えるかもしれません。
ハイヤーセルフと一体になることを求めてはいけない…と、言いたいのではないのです。
「何かを得たい」「そうなりたい」という原動力や原因は何なのか?をわかって、求めるといいのではないかな?と思うのです。
(カウンセリングの事例を抜粋します)
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「なぜ、ハイヤーセルフと繋がりたいのですか?」
⇒ハイヤーセルフと一致して、本当の自分を生きたい
⇒本当の自分とは?
⇒寛容で大きく、無条件の愛ですべてを許し、包み込む自分
⇒それはハイヤーセルフと繋がらないと、なれない?
⇒そんなことはないと思う
⇒自分がそうなるために、どんな振る舞いを心掛けている?
⇒自分を大切にする、自由に生きる
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この方はずっと、自分より家族や他人を優先にしてきました。
ある意味自己犠牲の人生です。
だからもっと「自分を大切にして、自分の好きなことをして生きていきたい」という、今までの自分に満足していない思いが、「ハイヤーセルフと繋がること」という、漠然として言葉で表出してきていました。
けれど自分の思いを体現するより、ハイヤーセルフと繋がることが目的になってしまい、「繋がっているのか、いないのか?」の方法論を得たり確認作業のために、色々な人に聞いて回っているようでした。
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⇒そのような状態は自分を大切にして、自由も感じますか?
⇒いえ、逆に苦しいです
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何かを得たい、そうなりたいというのは、何かを求めている行為です。
行き過ぎると執着となります。
その時に確認したいのは、求めている時の自分の「土台」です。
どんな「土台」に立って求めているかで、実は大きく変わってきます。
仏教ではそれを、「渇愛(かつあい)」「志欲(しよく)」と言います。
「集合的無意識」を提唱した、スイスの精神科医・心理学者のユングは、40歳~60歳を「中年期の危機」と呼びました。
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~中年期の危機~
ある程度社会的存在として役割を果たし、人生の後半に移りゆく地点で湧き上がる思い…
「私は果たして自分らしく生きただろうか」
「これまでの延長戦でこれからも生きていくのは何か違うのでは?」
「私が生きることのミッション(使命)は何か?」
という社会的存在を超えた、一個人の人間的存続としての苦悩の時期のこと。
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中年期の危機は「満ち足りた空虚感」を感じ、この空虚感は何なのか?と、模索を始めると思います。そして、そこを脱すると、第2の人生の誕生となるそうです。
この前後に、スピリチュアルを知り「内的変革」が行われる方もいらっしゃいますが、スピリチュアルを取り入れなくても、大切なことに気づき、第2の人生を楽しんでいる方もたくさんお見掛けします。
また、年齢は別にしても、前述した「土台」はここが中間点となっているような気がします。
現代は、欲しいものが手に入らない苦しみではなく、「すぐに手に入ってしまう人生がつまらない」という苦しみがあります。
「ハイヤーセルフと繋がる」という、目には見えず、自分の感覚しか頼りにならない曖昧なものを手に入れようとすることで、実は逆に「すぐ手に入ってしまうつまらなさ」を回避し、手に入れるためにする「呼吸法やグラウンディング」などをしていることで、動いている安心感、成長しようとしている優越感のような快楽を、脳が感じているのではないかとも思うのです。
あ!話が抽象的になってきてしまいました…。
私が、自分の仕事や活動に支障をきたすかもしれないことを覚悟で、なぜここまで書いているのかというと、
スピリチュアル(特有)の情報がすべて、という人に気づいてほしいからなんです。
アセンデットマスターがこう言っていたけど、以前はこう言っていたとか右往左往したり、
龍を7体揃えると自分の才能が開花するんです。私はあと2体なんです…と、30万円以上つぎ込んでいたり、
〇〇さんに「あなたは地球に光を下ろす存在なのだから、それをしなさい」と言われ、家族に話してもわかってもらえないし、毎日の生活もままならないのに、お金や時間をかけてそのやり方を伝授してもらっていたり…。
スピリチュアルは高額です。
でもその世界にいるとそれが普通になってしまうんです。
感覚が鈍ってしまうんです。
メッセージを聞くだけで、数万とか…。
たとえ高額であっても、それがきっかけで安心の結界が張れたり、元気になって一歩を踏み出せれば、スピリチュアルを活用したことになります。
それは、メッセージをくれた人や存在がすごいのではなく、ちゃんと自立して自分の力で歩んでいける力を取りもどせた「あなた」がすごいんです!
決して龍がついているからすごいとか、霊能力があるからすごいんじゃないんです。
すみません…熱くなってしまいました。
美術家の横尾忠則さんの著書に、こんな一説がありました。
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癒しはあいまいな言葉。人を変えようとする力がない。
生ぬるい風呂に何時間も浸かっているように、
今のまま気持ちよく、とどめていようとするだけで
自分の意欲を殺すものが多い
人を救うということは、人を自立させること。
癒しに自立はない。
***
美術や芸術にとって必要なのは、自立だと書いていた気がします。
これは人生においても同じだと思います。
「○○があると私は本当の自分で生きられる」
「〇〇な状態なら私は幸せだ」
という前提条件が、苦しみの始まりです。
その「〇〇」は、もしかして誰かの発した情報ではないですか?
「○○」の言葉には、人それぞれ手あかのような「意味」がついていると思います。
その手あか、意味を一度洗い出してみるのをオススメします。
長くなりました…
続きはまた次回(^^)/
お読みいただきありがとうございました★
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