★インナーチャイルド★思考癖★手放せないもの★俯瞰してみる★自分を操縦する★
マインドは、「紐づけがお好き」というお話をしたいと思います(^^)
私たちのマインドは、いつも忙しく動いていて、
色んな感情を私たちに感じさせてくれます。
例えば職場で、
「遅いんだよ」と上司に言われたとします。
その時に浮かんでくる感情は、ネガティブなことが多いかもしれません。
相手へのものであれば、
敵意、攻撃心、憤り、悔しい、むかつくなど。
自分へのものであれば、
情けなさ、自己嫌悪、自責、惨め、無力感など。
もちろん絶対ではありませんが、
マインドが次に起こす行動として、
その出てきた感情を、
「過去の出来事と紐づけする作業」に入ります。
「悔しい」という感情を、
→この前も同じことを言われた
→私はいつも頑張っているの
→悔しい!
→どうして認めてくれないの
→本当に嫌な上司
→逃げたい
→仕事を変えよう
→でもお金はどうしよう
→また一から人間関係をやり直すのも不安
→上司さえいなくなれば
→いや、ダメな自分が悪いんだ
→私は昔から何をやっても遅かった
→親からもそう言われた
→5才の頃幼稚園に行く時、着替えが遅くて「何やっても遅いんだから」と母に言われて、幼い私は自分はダメな子なんだと思い込んだ。それから、何をやっても他人の目が気になる…
というように、原因となるであろう過去の記憶と、結び付けようとします。
(実際は、その過去と全然関係なかったりします)
(悔しい!ムカムカ!で終わる人もいます)
マインドを野放しにしておくと、こうして複雑にしようとします。
こうして出てきた感情を書き出してみると、よくわかりますね。
このマインドの作業は、
「まだ反応しているものがあるよ」「それを手放していこうね」
という積極的な動機もあれば、単なる癖というものもあります。
「手放しても手放しても、同じ課題がやってくる」と思う人は、もしかしたら、単なる思考の癖なのかもしれません。
そんなはずはない!まだインナーチャイルドが癒されていないから!
と思うのであれば、それが現実となりますので、癒す必要が出てきます。
けれど、「もう、いっか」という気楽な気持ちになれば、
その瞬間、インナーチャイルドは癒されたりします。
もしかしたら、インナーチャイルドさえなかったのかも?と思えたりします。
ある意味、とても曖昧です。
何が言いたいのかというと、
自分がフォーカスしているものに、エネルギーが与えられることです。
癒す必要があると思えば(フォーカスすれば)、癒すものができるということです。
けれどもちろん、反応しているものを手放せない理由のひとつに、
インナーチャイルドや、前世から引きずっている感情(課題)というものはあります。
癖なのか?課題なのか?
その違いは、人それぞれなので一概には言えませんが、
色々なセッションや、ヒーリングを受けても解消されない時は、思考が野放しになる前に、それに気づくことをしてみてください。
⇩⇩⇩
「悔しい」という感情を、
→この前も同じことを言われた
→私はいつも頑張っているのに
→悔しい!
→どうして認めてくれないの
( ,,`・ω・´)ンンン?
これは、いつものパターンに入ろうとしてるな。
上司はただ、私の仕事に対して「遅いんだよ」と、言っただけ。
そして私は、最終的に「認めてほしい」「他人の目が気になる」というものに、結び付ける方向だな( ,,`・ω・´)
と、俯瞰して見ていきましょう。
では実際、その後どう対応したらいいのか?というと、
何もしなくていいんです。
ただ、自分の内側の動きを見ていく。
でも現実的に仕事が成り立たない!となったら、こう考えてみてください。
その不安や苛立ちの状態で、アクションを起こすのと、
もう少し自分を整えた、いい状態(次元の上がったところ)でアクションを起こすのでは、どちらがいいか?
答えは明確ですね。
もし俯瞰してみることに慣れてきたら、
⇩⇩⇩
→この前も同じことを言われた
→私はいつも頑張っているの
→悔しい!
→どうして認めてくれないの
→あ、思考の複雑化が始まった(^^)
→この後、何と結び付けようとするかな(^^)
→いつもとパターンを変えてみるか
→上司の言葉は、私への好意、期待からだと、結び付けよう
→そんなはずはない!という思いが出てきた。
→嫌味な人だもん、あの上司。
→この前だって…
→あ、自分の中にある正義でジャッジが始まった!
→はい、今日はそこまで!
→さて、仕事に戻ろう。
こんな風に、何かに紐づけしようとしたら、
もう一人の自分が「はい、そこまで!」と止めてみましょう。
人の感情は10秒間で、流れていくと言われているので、
そんなやりとりをしている感に、「悔しい」という感情があったことさえ、忘れていきます。
これは、右利きの人が、左手で箸の練習をするのと同じで、
意識して練習していくしかありません。
ご飯と箸が目の前にあったら、自然と右手が箸を掴もうとする瞬間に、「左手で練習するんだった」と気づくみたいにです。
ぜひ、自分のマインドをコントロールして、自分で自分を操縦していく練習をしてみてください♪
お読みいただきありがとうございました★