★自分軸から他人軸へ★迷子はすぐには戻れない★自分の世界の他人の法律★
前回の続きです♬
私は、Bさんからの信頼を得るために、Bさんの求めることをやりだしました。
それは何かというと、
具体的な話になりますが、編み物の講座に通い始めたのです。
私はその頃、ニット教室を主宰していました。
でも、資格も何もありません。
そして、来てくださっていた生徒さんに
「どこで編み物を習われたのですか?」
と聞かれました。
「自己流ですよ」
と答えましたが、それがBさんには不満のようでした。
私は、編み物を教えるのに、資格がいるという世界に住んでいませんでした。
自分が使っていて、これはいい!
と思うものを、ただ純粋に編んでもらっていました。
でも、Bさんの一言は私の軸を揺らし始めました。
そして、私の世界に新しい法律が加わりました。
それは、
ニット教室をするのなら、
資格をとらなければならない。
というものでした。
そして、学校に通い始めました。
それは、とても苦しいものでした。
私にとって修行のような、苦しさでした。
課題は私のセンスに合わず、編んでいても楽しくない。
ただお免状を頂くために、ひたすらこなす作業。
出来上がった達成感も、本物ではありません。
そして、お免状をもらい、
これで自信をもって教室を運営できる!と思っていました。
そして、そこで習ったことを活かさなければと思い、
習ったもので作品を作ってみるのですが、全然よくない。
ハッキリ言うと、ダサいのです。
そして、ここをきちんと編むこと!のような、厳しさも出てきて、生徒さんはどんどん離れていきました。
当のBさんはとういうと、一度教室に来て以来、姿を消しました。
自分のデザインができなくなり、
更には生徒さんも減り、
私はまだまだ、上の資格がないとダメだんだ!
と自分の至らなさを恥じました。
そして、また学校に通い始めました。
迷子はさらに、森の中へと
迷い込んでいったのです。
続きは、また今度♪
お読みいただきありがとうございました♪