★親からの虐待も自分で決めてきた?★人生は変えられないのか?★自演自作の真実★
前回の続きです⇩
以前、当方のグループセッションで
ある「小国の王家の娘だった」前世を思い出した方(Aさん)がいました。
グループセッションの最後にシェアをするのですが、
その時に、こんなことを話してくれました。
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王である父にはたくさんの奥さんがいて、自分の母もその一人でした。
でも父も母も優しくて幸せでした…
けれど、ある時身内でもめ事が起こって、私は投獄。
さらに母は、私の目の前で刺され…。
ひどい最期でした…(号泣)。
その後は、残った身内に助けられ…どうも結婚もしたようです。
その後は普通に暮らしていましたが、
ヒプノセラピーをすると、いつもこうした悲惨な人生を見るので、
あまり好きじゃないんです。
自由を奪われたり、ひどいことをされたり...。
今の人生も同じような感じで、カルマっていうのかな…
こうやって同じ人生を繰り返すのかなぁって。
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前世と今世の関係、カルマと呼ばれるものを捉え違いされていると、前世を思い出すことは、「意味のないこと」どころか、「逆効果」のように思います。
私たちはどんな人生、体験をしたいのか?
生まれてくる前に決めてくると言われています。
ブループリントを作るような「人生の設計図」。
そして今から2000年近く前の哲学者「エピクトテス」は、こう言っています。
記憶しておくがよい。君は演劇の俳優である。劇作家が望んでいる通りに、短編であれば短く、長編であれば長い劇を演じる俳優だ。
作家が君に物乞いの役を演じてもらいたければ、そんな端役でさえも君はごく自然に演じるように。足が悪い人でも、殿様でも、庶民でも同じこと。君の仕事は、与えられた役を立派に演じることだ。その役を誰に割り振るかは、また別の人の仕事である。
さらに時は経ち、「その役を振り分けた人」は別次元の自分だという思想が広がっていきます。
「この世は自演自作」だという事です。
こんなことはもう、2000年以上前から伝えられている。
けれど、私達は…。
人間の進歩はとてもゆっくりなのかもしれません。
(ここからの脱却を、”目醒め”や”覚醒”、”悟り”などと呼びます)
エピクトテスは、
だからといって「今の人生を嘆くな、自分に振られた役は何なのか、何を自分は望まれているのかを見抜くことだ」と言っているのですね。
エピクテトス自身、足が悪かったのですが、彼にとっては自分のその不自由すら、演じるべき役柄として理解していたということですね。
(これは、エピクトテスのいた時代背景や、奴隷出身という環境も影響していると思います)
でも悲観してはいけません(^^)
私たちは絶対的心理として、宇宙から「自由意志」が尊重されています。
だから、
一挙手一投足すべての動きが台本通りというわけではありません。
人生=舞台という制約の中で、
自分の手で変えることのできるものは何か
その反対に受け入れなければならないものは何か
を知る必要があるということです。
さて、話を戻すと…
グループセッション参加のAさんは、
一体何を
自分の手で変え、その反対に受け入れなければならないのか?
まさに今世で、気づいていくのかもしれませんね。
これには心理的盲点「スコトーマ」の影響や思考の「癖」があり、
なかなか自分では気づきにくいところですので、
メタ認知(客観視)し、自分をより深く理解する「前世療法」の手法は、
やはりお勧めしたいところです(^^)
これを読んで、何か感じられた方はぜひ!
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